歯列矯正でブラケットが外れた!まず最初にやるべきこと
歯列矯正中にブラケットが外れてしまったら、まずは慌てずに矯正歯科へ連絡しましょう。実はブラケットが外れること自体は全然珍しくないので、矯正経験者はみんな外れた経験あると思いますよ。
ブラケットは歯の表面に専用の接着剤で固定されていますが、食事や歯ぎしり、噛み合わせの変化などによって外れてしまうことがあります。治療が失敗したとかではないですよ。
ブラケットが外れても慌てなくて大丈夫
ブラケットが外れたからといってすぐに歯並びが元に戻るわけではありません。数時間から1日程度で治療に悪影響が出ることはまずないのでご安心を。
一方で、「次の通院までそのままでいいだろう」と放置するのはやめたほうがいいです。ブラケットが外れた状態では予定どおりに歯が動かなくなる可能性があります。
まずは深呼吸をして、ブラケットが完全に取れたのか、ワイヤーにぶら下がっている状態なのかを確認しましょう。

まずは矯正歯科へ連絡しよう
どうしようと思っていても始まらないのでとりあえず電話で聞いてください。
以下の内容を伝えるとスムーズです。
- いつ外れたのか
- どこの歯のブラケットなのか
- ワイヤーは付いたままか
- 痛みや口内炎があるか
医院によっては「数日以内に来院してください」と案内されることもあれば、「次回予約を少し早めましょう」と判断されることもあります。
かかりつけの医院の指示に従うのが最善策です。
受診まで自宅でできる応急処置
受診まで時間がある場合は、口の中を傷つけないように応急処置を行いましょう。
ワイヤーにブラケットが付いたまま揺れている場合は、無理に引っ張ったり外したりしないで、そのままにしておくのがいいと思います。
外れて飲み込んでしまわないように注意してください。
食事は難しいですよね、なるべく柔らかいものとか飲み物でしのぐのがいいかも。
口の中にあたって痛い場合はワックスで保護するといいですよ。こちらで紹介しているのでチェックしてみてください。
絶対に自分で付け直してはいけない理由
外れたブラケットを自分で接着剤などを使って付け直すのは絶対にやめましょう!いやそんなことする人いないでしょ、と思うかもしれませんがパニックになると何するか分からないですからね。冷静に冷静に。
ちなみにブラケットは歯科専用の材料と技術で正確な位置に装着されてるので少しでも位置がずれると、歯に加わる力が変わって治療が台無しになる事例もあったみたいです。
ブラケットが外れた場合は、「触らず・無理に外さず・早めに受診する」が基本と覚えておきましょう。
矯正装置が外れる主な原因
ブラケットが外れる原因はいくつかあります。原因を知っておくことで今後同じトラブルを防ぎやすくなります。
硬い食べ物・粘着性のある食べ物を食べた
最も多い原因は食事です。
せんべい、フランスパン、ナッツ類、氷などの硬い食べ物は、ブラケットに強い衝撃を与えてしまいます。
また、キャラメルやガム、お餅など粘着性のある食べ物はブラケットを引っ張るため外れやすいと言われています。
矯正中は食べ物を小さく切り、奥歯でゆっくり噛むだけでもブラケットへの負担を減らせます。
噛み合わせや歯並びが原因で外れることもある
治療が進むにつれて噛み合わせは少しずつ変化します。
その結果、上下のブラケット同士が当たりやすくなり、噛むたびに負担がかかって外れてしまうことがあります。
これは患者さんの使い方だけが原因ではなく、治療中によく見られる現象でもあります。
歯科医師は通院ごとに噛み合わせを確認し、必要に応じて装置を調整しています。
歯ぎしり・食いしばりの影響
睡眠中の歯ぎしりや仕事中・運転中など無意識の食いしばりもブラケットが外れる原因になります。
私もずっと悩んでいるんですが無意識なので気を付けようがないんですよね。歯ぎしりって自分の体重以上の力が歯に加わることもあって、ブラケットに大きな負担がかかるようです。朝起きるとすごく顎が疲れているんですよね。
何度も同じ場所が外れる場合は歯ぎしりが原因になっている可能性が多いので担当医へ相談してみましょう。
ブラケットは治療上ある程度外れることを前提に作られている
矯正を始めるときに知ったのですが、実はブラケットは「絶対に外れない」ようには作られていません。
もしガチガチに固定されていると強い衝撃が加わった際に装置ではなく歯が欠けたり、歯根が大きなダメージを受けてしまうため、一定以上の力が加わった場合はブラケットが外れることで歯を守られるようになっているみたいです。
外れたことだけに注目するのではなく、早めに再装着すれば問題ないケースがほとんどです。

まとめ|ブラケットが外れたら放置せず、早めに矯正歯科へ相談しよう
ブラケットが外れること自体は矯正治療では決して珍しいトラブルではありません。大切なのは慌てずに正しく対処することです。
今回の記事のポイントをまとめると、以下のとおりです。
- ブラケットが外れたら、まずは矯正歯科へ連絡する
- 自分で接着剤などを使って付け直さない
- ワイヤーが当たる場合は矯正用ワックスで応急処置を行う
- 外れたまま放置すると、治療期間の延長や口内炎などの原因になる
- 硬い食べ物や粘着性のある食べ物を避けることで、ブラケットが外れるリスクを減らせる
私も27歳でワイヤー矯正を始めてブラケットが外れてしまった経験があります。そのときは焦りましたがすぐに矯正歯科へ連絡して再装着してもらったことで大きな治療の遅れや問題にはなりませんでした。
矯正治療は1~3年ほど続く長い治療です。途中でブラケットが外れることがあっても適切に対応すれば過度に心配する必要はありません。
もしブラケットやワイヤーに違和感を覚えたら「次の通院まで待とう」と自己判断せず、できるだけ早く担当の矯正歯科へ相談しましょう。早めの対応が予定どおりにきれいな歯並びへ近づくための一番の近道です。


