歯列矯正はじめの一歩|矯正歯科の選び方編
「歯列矯正って、まず何をするの?」
「カウンセリングって怖くない?」
「無理に契約させられそう…」
自分も、初めて矯正相談に行くまではずっと不安でした。矯正を始めたいけどどこで何をすればいいのかわからない…
お答えします、まずは矯正歯科医院でのカウンセリングを受けましょう。
特に大人になってからの矯正は、費用も期間も大きいです。
気軽に始められるものではないからこそ、納得するまで調べてください。
「で、そのカウンセリングはどこでどうやって受ければいいんですか?」ってお悩みにお答えしたいと思います。
今回は、実際に私が行った「矯正歯科医院の選定方法重要三項目」
- 1.臨床指導医・認定医か
- 2.仕事帰りでも通えるか
- 3.料金は総額提示で追加料金はないか
- その他のチェックポイント
を解説していきます。これから歯列矯正を考えている人の参考になれば嬉しいです。
1.臨床指導医・専門医がいるか(最重要)
自分が最初に確認したのはここでした。特に参考にしたのが、公益社団法人 日本矯正歯科学会の資格について。
大きく分けると以下があります。
- 認定医
- 専門医
- 指導医(現在は「臨床指導医」という名称)
この資格を持っている先生は、国から認められた矯正歯科治療のスペシャリストです。認定医→専門医→指導医の順で上位資格になっています。
つまり!最上位資格である指導医(臨床指導医)が常駐しているクリニックが医院選びの最適解です!。もし、通える範囲に臨床指導医がいない場合は、最低でも専門医がいる病院を選んでください。ここから探せます。
治療の失敗というリスクを避けるためにも先生選びは非常に重要です。必死に働いて貯めた約100万円という治療費と、長い治療期間と痛みを無駄にしないためにも実績があって信用できる先生を選んでください。「スペシャリストに診てもらっているぜ」という心の余裕を大切にしてあげてください。
一番やってはいけないのが、かかりつけの歯医者など、普通の歯医者さんが片手間で矯正を行っているところは避けてください。もちろん、「資格がある=絶対安心」ではないんですが、矯正を専門的に学んできた先生のほうが安心して任せられるのではないでしょうか。特に大人の抜歯矯正は難易度が高いケースも多いので、専門性はかなり重要だと感じました。
2.通いやすさは想像以上に重要
これは実際に始めてから特に感じています。装置が外せるようになるまでは毎月通院があります。さらに、
- 装置が外れる
- ワイヤーが刺さる
- 痛みが強い
など、急に行きたくなることもあります。なので、
- 職場から近い
- 駅から近い
- 土日対応がある
- 予約が取りやすい
というのはかなり大事です。自分も最終的には、「仕事帰りに通えるか」をかなり重視しました。ちなみに私は、仕事中に奥歯についているワイヤーが折れて飲み込んでしまった(破片が見つからなかったのでたぶん…)ことがありました。すぐにクリニックに連絡してその日のうちに診てもらうことができました。
あとは、治療を始めてから重要だな感じたのが「予約の取りやすさ」です。患者で予約パンパンなところはさっきのような急患に対応できなかったり、治療が遅れてしまうことがあるようです。これについても調べてみたのですが、矯正専門のクリニックは対応できないほど患者を抱えないよう、新規の患者をセーブするそうです。実際に、人気のクリニックでは新規の待ちも出ているみたい。ここが普通の歯医者と矯正専門医院の違いですね。
3.料金体系が明確か
矯正は本当に費用差が大きいです。60万円台〜100万円超えまでかなり幅があります。しかも怖いのが追加費用。
重要なのは「総額がどこまで含まれているか」です。料金説明が曖昧な医院は避けました。今私が通っている医院は総額を提示してもらい、毎月の定期健診や急なワイヤーカットで受診しても、追加料金が一切ない料金体系です。非常に安心。
逆に、最初の見積もりは安く見えても、
- 毎月の調整料
- 保定装置(リテーナー)代
- ワイヤー破損時の処置代
- 再診料
- 抜歯・検査関連費用
- 通院ごとの管理料
などが後から加算され、最終的にかなり高額になるケースもあります。特に矯正は2〜3年以上かかることも珍しくないので、「毎回5,000円前後の調整料」が積み重なるだけでも総額は大きく変わります。
そのため、自分はカウンセリング時にかなり細かく確認しました。
例えば、
- 毎月の調整料は別なのか
- リテーナー代は含まれるのか
- 通院回数が増えた場合の追加料金はあるのか
- 治療期間が延びた場合はどうなるのか
- トラブル時の応急処置費用はかかるのか
このあたりを事前に聞いておくと安心です。実際、矯正中は急なトラブルも意外とあります。そのたびに追加料金が発生すると、精神的にもかなり負担になります。
- 総額表示が明確
- 追加料金条件がはっきりしている
- 質問にしっかり答えてくれる
この3点をかなり重視しました。
矯正は長期間付き合う治療なので、料金面の不安が少ない医院を選ぶのは本当に大事だと思います。安さを売りにしているクリニックもありますが、決して安さだけでは選ばないでください。
その他のチェックポイント
上の3つを満たしているクリニックなら基本的にはどれを選んでも外れることはないと思います。カウンセリングで「ここだ!」と思ったところを選んで一日でも早く治療を開始しましょう。
せっかくなんで、私が矯正をスタートしてから感じた「さらに選定したい」と思ったときのおすすめチェックポイントも書いておきます。
セファログラムやCTなど、検査設備があるか
これはカウンセリングに行って初めて重要性を知りました。
矯正では、歯並びだけではなく、
- 骨格
- 顎の位置
- 噛み合わせ
- 歯の角度
などもかなり重要らしくて、始めるまでは何度も検査、検査、検査、検査の日々です。
その時に必要なのが、
- セファログラム(横顔のレントゲン)
- CT
などの精密検査。
特にセファロは、矯正治療ではかなり重要と言われていました。実際、設備がしっかりしている医院は説明もかなり論理的でした。
「なぜ抜歯が必要なのか」
「なぜ前歯が出て見えるのか」
をちゃんと画像で説明してくれるので、納得感が全然違います。逆に、検査が少ないまま話が進む医院はかなりあやしいと思います。違和感を感じたら自分を信じて別のところにしましょう。

出典:ドクター目線 歯科用ウェアラブルカメラ iPadでコントロール フルハイビジョン
担当医制かどうか
これは意外と大事だと思いました。矯正は長期間の治療なので、毎回違う先生になると、
- 説明内容
- 方針
- 調整の方向性
が微妙に変わることがあります。自分は、「なるべく同じ先生が継続して診てくれる医院」を重視しました。クリニックの名前が先生の名前(ヤマダ矯正歯科みたいな)ところは基本的にその先生が診てくれるので問題ないと思います。
やはり、「この先生に任せている」という安心感はかなり大きいです。
複数の治療法を提案してくれるか
最近はマウスピース矯正の広告をかなり見ます。もちろん合う人もいると思います。ただ、自分は抜歯が必要な可能性が高かったので、最初から
「マウスピースだけです!」
と強く勧めてくる医院には少し警戒しました。実際に信頼できると感じた医院は、
- ワイヤー矯正
- 裏側矯正
- マウスピース矯正
それぞれのメリット・デメリットを説明してくれました。
そのうえで、「あなたの場合はワイヤーが向いている」と理由付きで説明してくれたので納得できました。個人的には、「1つの方法しか提案しない医院」より、「複数の選択肢を説明した上で提案してくれる医院」のほうが信頼感がありました。
リスクまで説明してくれるか
これもかなり重要でした。良い医院ほど、
- 痛み
- 抜歯
- 後戻り
- ブラックトライアングル
- 追加費用
- 治療期間のズレ
など、デメリットもちゃんと説明してくれます。
逆に、「簡単に綺麗になりますよ!」だけだと少し不安になります。実際、自分が安心できた医院は、かなり現実的な説明をしてくれました。しかも押し売り感がありませんでした。
「一度持ち帰って考えてください」
と言ってくれる医院は、かなり印象が良かったです。
症例数・実績が公開されているか
症例写真もかなり見ました。特に参考になったのが、
「自分と似た歯並びの症例」です。
- 出っ歯
- 叢生
- 抜歯症例
- 大人の矯正
など。
症例数が多い医院は、それだけ経験も豊富なんだろうなと感じました。逆に、症例がほとんど載っていない医院は少し判断しにくかったです。今はSNSやネットで簡単に口コミが見れます。気を付けてほしいのが、「都合が悪い口コミは消されている可能性があるということ。」ホームページで実際の症例が公開されているかも確認してみてください。
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